病院からのアドバイス(ワンちゃん)
秋の健康診断で冬支度 いち早く病気の芽を摘もう ペット手帳 2022年11月07日 15:00
落ち葉が舞い散る今日この頃。すっかり秋めいてきましたが、ワンちゃんはお変わりありませんか?
寒くなるこれからの季節は、人も犬も体調を崩しやすい季節です。本格的な冬を迎える前に、ワンちゃんも “冬支度” をしませんか?
病気の早期発見に大切なことは、日頃からワンちゃんの体に触れ、よく観察すること、ごはんや運動・住環境などの適切なケア、そして、定期的な健康診断です。
ワンちゃんは、人の4〜5倍の早さで歳をとっていきます。多くの人が、年に1回健康診断を受けますが、ワンちゃんの場合、年に2回行ったほうが、体の異常をより早くみつけることができて安心です。実際、「前回の健康診断の数値に比べて、特定の数値が急激に上がっている」と気付いて、病気の可能性を早々に発見できたというケースも多くあります。
言葉が話せない分、飼い主さんが少しでも早く、日々の体調や、動作のわずかな変化に気づいてあげることが、健康で快適な生活を継続させる最大のポイントです。病気の芽を初期段階で摘むことで、重症化するのを防げる可能性が高まるのです。
病気になってから病院へ行くのではなく、日頃からワンちゃんの健康状態を把握することを心掛けましょう。本格的に寒くなってくるとワンちゃんの外出も大変です。比較的過ごしやすいこの時期に来院をおすすめします。
掲載期間:20221107 -
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