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「オンライン譲渡会」 幸せな出会いのための工夫とは


昭和47年に開所した神奈川県犬管理センターは、当時殺処分も行われた施設でした。

そこから時代は変わり、「生かすための施設」として生まれ変わった神奈川県動物愛護センター。

施設で行われる新しい形の譲渡会や定期開催されるいのちの授業について紹介します。

*記事内容はすべて、2023年5月30日現在のものです。


オンライン譲渡会や対面式の譲渡会を開催

神奈川県動物愛護センターではここ数年、コロナ禍でリアルな譲渡会ができずにいました。そこで昨年度はオンライン譲渡会を開催したそうです。その日の猫たちの様子を見ることができるライブ配信を行いますが、カメラが何台も入るので、怖がってしまう猫がいたり、ほとんどの猫が緊張してしまうとか。


そこで、ふだんから保護猫に接しているスタッフが事前にリラックスしている猫の様子を動画に撮って、そこに説明を付けて流しています。「家に行った際、家族にはそんな姿を見せるだろうなという姿を撮って見せたくて」。


オンラインであっても、猫の性格が少しでも伝わるようにとのセンタースタッフの想いからです。「オンラインでの入退室は自由、参加費無料ですので、まだ猫を飼えないという方でも、気軽に参加いただけます」と廣井さん。


動物愛護センターの役割への理解も深まり、さらにいのちを大切にする気持ちがふくらむようです。


お話しをお伺いした人/神奈川県動物愛護センターのスタッフ

出典/「ねこのきもち」2023年8月号『ねこのために何ができるのだろうか』

撮影/後藤さくら 写真提供/神奈川県動物愛護センター

構成/小出広子

掲載期間:20231016 -

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