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人間だけじゃない! 犬も要注意の熱中症

更新日:2022年8月1日

病院からのアドバイス(ワンちゃん)


太陽がジリジリと照りつける夏の到来。

心配なのが熱中症ですが、わたしたちは、こまめに水分をとったり、帽子をかぶるなど、さまざまな対策をとりますよね。人と同じように、犬も熱中症にかかってしまうことがありますので注意が必要です。わたしたちにとっては「大丈夫」と感じる温度でも、ワンちゃんにとっては熱く感じている場合がありますので、お散歩の時は、道路を触って熱くないか確認するなど、他の季節よりも念入りに温度や湿度に気を付けてあげましょう。


<こんな症状がでたら注意!>

・パンティング(体温調節のために行う、あえぐような呼吸)

・粘膜の充血 ・虚脱、運動失調、意識消失

・頻脈(心拍数が増加している状態)

・ふるえ発作(併せて嘔吐や下痢が出る場合もあり)


頻脈の場合、涼しい部屋で安静にしても治らなければ当院へお越しください。

ふるえ発作の場合は、水で体を冷やしてすぐにお越しください。

熱中症を起こして高体温が続くと、内臓にも障害が出てしまい、重症な場合は命を落とす場合もあります。特に、パグやブルドッグなどの短頭種、大型犬、肥満の犬や、心臓・呼吸器に持病がある場合は要注意です。


また、屋外だけではなく、室内でも油断は大敵です。外気温が高くなるにつれて、室温も上昇するため、実は室内で熱中症にかかるケースも多くあります。自宅でも気温や風通しに注意し、しっかりと暑さ対策をしてください。


ワンちゃんが少しでも具合が悪そうな場合や、ぐったりしていたら時間をおかずにすぐに診察を受けることをおすすめします。

掲載期間:20220704 ~ 20220930

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